審美治療esthetic

審美治療とは?

審美治療は、見た目の美しさも兼ね備えた歯科治療について追求する分野です。ひと昔の歯科治療は、「悪いところを治す」ことを第一とする考え方でしたが、現在では治療に見た目の美しさもプラスという患者さんのニーズに答えるべく、様々な審美的な治療が存在します。

モデルや有名人の方など、常日ごろから人に見られる仕事の場合、審美治療を受けている方も多くいらっしゃいますが、近年では一般の方たちにも当たり前の治療となりつつあります。

また、歯並びを良くすることも審美治療分野の一つですが、歯並びが良くなると、見た目だけでなく使いやすく虫歯になりにくいといった機能面も向上するのです。
白く美しい歯を手に入れるための審美治療を、当院では豊富に取りそろえています。まずは専門医にご相談ください。

審美治療メニュー

オールセラミック

セラミック(陶器)は、日本の古伊万里が何百年たっても白さを失わないように、美しい見た目を長い間保つ素材として有名です。 セラミックで作られた被せ物や義歯は、天然歯に近い美しさを実現します。
当院のセラミックは、患者様ひとりひとりに合わせたオーダーメイド。歯科技工士が患者様の歯の色味などを丁寧に確認し、高品質なものを作製いたします。

●リスク・デメリット

天然の歯より硬いため、周囲の歯や噛み合う歯を痛めることがある

ハイブリッドセラミック

セラミックとプラスティックを掛け合わせた素材の義歯です。セラミックは比較的割れやすいという欠点がありますが、プラスティックを混ぜ合わせることで、見た目の美しさとある程度の耐久性を確保することができます。奥歯の詰め物に最適な素材です。

●リスク・デメリット

レジンが混ざっていることで、長年使用すると変色が起こる

メタルボンド

メタルボンドは、金属の表面をセラミック素材で覆った被せ物です。オールセラミックよりも割れにくく、ブリッジの被せ物や歯周病でぐらついた歯を連結・固定する際の素材として最適です。
当院のメタルボンドは、裏側の金属部分が見えないよう、細心の注意を払って製作しております。

●リスク・デメリット

経年により歯茎が下がり、歯と歯茎の境目が見えてくることがある

ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り(0.5~1.0mm程度)1mm厚のセラミックの板を付け爪のように貼りつける技法です。前歯など人に見られることの多い部分の歯に施す方が多く、犬歯から犬歯まで5本程度に施す方が最も多くいらっしゃいます。
歯を抜くことなく治療できるため、前歯の色が気になる方や、ホワイトニングの効果が思うように出ない方などにおすすめしています。

●リスク・デメリット

・健康な歯を削る必要がある
・割れたり欠けたりすると、全てやりかえる必要がある

審美義歯(入れ歯/エステショット)

金属のバネがなく、見た目が綺麗で噛みやすい義歯を作製いたします。これまで「金属が痛い」「噛みにくい」と入れ歯にご不満のあるかたは、一度当院へお越しください。当院内には技巧所を設けているため、患者様に最適の入れ歯を作製いたします。

●リスク・デメリット

・強度はそこまで高くないので、噛み合わせによっては壊れやすいです
・樹脂性のため柔らかさがあり、経年的に入れ歯の維持する力が緩くなる
・壊れた時の修理、調整が難しいです

ピーリング

黒ずんでしまった歯茎を、薬液を用いて自然なピンク色へと戻す治療法です。タバコを吸う方や、口で呼吸をする方など、色素が沈着しやすくなっている方に特におすすめです。
歯茎の色がピンクになるだけでも、口元の印象が明るくなり、清潔感を与えることができます。

●リスク、デメリット

・赤み
・色素沈着
・やり過ぎると逆効果
・傷や肌荒れ中は刺激が強い
・直後は乾燥しやすくなる
・直後は紫外線のダメージを受けやすい

ホワイトニング

薬液を使用し、歯の色を白く明るくします。ホワイトニングは、専用のマウスピースを作成し、ご自宅でマウスピースに薬液を入れて行う「ホームホワイトニング」と、歯科医院で施術する「オフィスホワイトニング」の二種類。ホームホワイトニングは、徐々に歯を白くするため効果が実感できるまでの期間が比較的長くなりますが、歯の白さが長く続きます。反面オフィスホワイトニングは、専門の歯科衛生士が施術を行うため、理想的な白さを出しやすく、即効性があります。ただし、日々の生活習慣で徐々に色戻りを起こすため、持続性はホームホワイトニングよりも若干短いといえるでしょう。
ブライダルなど、ここ一番のときはオフィスホワイトニングを。人と接する仕事で、常に歯を白く保ちたい方はホームホワイトニングと、使い分けることをおすすめします。