歯科医師臨床研修施設clinical_practice

歯科医師は国家試験に合格したあと、1年間厚生労働省が指定した歯科医師臨床研修施設で臨床研修を行うことが義務づけられており、この研修を乗り越えることで、はじめて一人前の歯科医師として認められることとなります。
当院は、新人歯科医師を育成する厚生労働省指定の歯科医師臨床研修施設。臨床研修歯科医師への技術指導ができるベテランスタッフが、診療にあたっています。

歯科医師臨床研修施設とは

病院・診療所が歯科医師臨床研修施設の指定を受けるには、

  • 歯科医師の数
  • 歯科衛生士の数
  • 設備
  • 研修実績
  • 開設歴

など、厚生労働省により定められた基準をクリアする必要があり、臨床研修指導医の資格を持った医師が在籍していることも条件の一つです。研修施設となるには、厚生労働省による審査・視察と、医療関係者審議会での部会審査を経る必要があります。

協力型臨床研修施設の指定基準

  • 診療所開設後3年が経過していること
  • 指導医となる歯科医師の臨床経験が7年以上あること
  • 常勤の歯科医師が2名以上、常勤の歯科衛生士も2名以上在籍すること
  • 歯科医師分が専用で使用する診療台が1台もしくは2台以上確保されていること
  • 臨床研修指導医講習会を受講していること
  • デジタルおよびパノラマ撮影装置があり、かつ放射線管理区域内に設置されていること
  • 患者の病歴に関する情報を適切に管理していること
  • 医療に関する安全管理体制を確保していること

当院の臨床研修プログラムの特徴

患者様ひとりひとりの状況に則した最適な治療法を提案でき、患者様とお話をしながら信頼関係を築ける医師を一人でも多く輩出するためには、実践を多く積むことが必要不可欠。そのためにも当院では、一人前の歯科医師として基本的な臨床能力を身につけられるよう、密度の濃い臨床研修を行っています。

インプラント治療を含む歯科全般(総義歯・審美・矯正)の症例数も多く、幅広い研修を現場で行うことにより、最適な治療を実現するよう努めています。また、治療だけではなく、将来開業される際に役立つ情報を提供し、歯科医師として有意義なスタートを切るための援助を惜しみません。

良い歯科医師を育てることは、私どもの務めです。当院に興味を持たれた、6年生をはじめとする学生の皆さんは、お電話のうえ一度見学へお越しください。